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6/13 与論島(茶花沖電波口)リーフチェック終了

6月13日に与論島(茶花沖電波口)でリーフチェックが開催され、チーム科学者として参加させていただきました。
与論島では2001年以来、毎年6月と11月にリーフチェックが実施され、渡辺暢雄さんと地元のダイビング事業組合が中心となって現在まで継続されています。
毎回ダイビングショップが持ち回り制で企画するので、特定のショップに負担や責任を押しつけることはなく、多くのショップでリーフチェック開催のノウハウが蓄積できるようになっています。

今回は本州からの参加者を多く含む約25人が参加し、浅場と深場にわかれてリーフチェック調査が行われていました。

参加者は10回以上リーフチェックに参加している人や1000本を超えるベテランダイバーも多く、初心者に安全対策面や調査技術面でフォローする体制ができている点でも、与論島では非常に理想的なチームができていると感じました。
また、調査の後にはバーベキューで交流するのが楽しく、遠方からのリピーター参加者も多いです。

ラインは各25mずつに打たれた杭の穴を通してひかれるので、毎回同じポイントで調査できます。

午前中50mだけ練習し、午後にまたスタート地点から100m本番の調査をしました。
最初の50mまでのデータを午前と午後で比較すると、底質はほとんど同じデータが得られたのですが、魚類では最大で3倍近い差がでました。
魚は絶えず動いていて、また午前と午後で活動範囲が違うのかもしれません。

本番のデータを以前のデータと比較したところ、浅場・深場ともに造礁サンゴの割合はわずかに増えていました。
浅場HC(%)…13.125(2009),11.25(2008),9.375(2007),
9.4(2006)
深場HC(%)…17.5(2009),11.25(2008),18.125(2007),12.5(2006)
サンゴは多くの属がみられたが、もっとも頻度が高かったのは、ハマサンゴ属の直径10~30cmの群体が多かったです。
ハマサンゴは一般的に環境変化に強いのですが、今回は表面に貝の食害が見られるハマサンゴ群体も多くみられたのが不安材料です。

深場では国内のほかの地域と比べ毎年NIAの割合が高く、今年も34.375%と、高い水準を示していました。NIAは季節的な変動も大きいですが、富栄養化の影響であるかどうかを明らかにするために水質検査が勧められます。

与論島のサンゴは98年の白化前は、アンカーを打つ場所に困るほど非常に高い被度で存在していたそうです。
そのころの状態にはまだまだ遠く及びませんが、徐々にサンゴは回復しています。

与論島では、ノンダイバーの人も、同じ日にビーチクリーンアップを開催するなど、島中がまとまって島の海を守っていこうという感じになっていて、私も成功例として学ぶことが多かったです。今後も続けていただき、私もまた機会があれば関わっていきたいと思います。

与論島RCには初参加で完全によそ者の私を、温かく迎えてくださった島の皆様に感謝しています。

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2009年06月15日 各地のリーフチェック

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